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OUR DESIGNERS

Hello from Sweden!

「NORDISKA TYGER」のデザイナーから、日本のみなさん宛へメッセージが届きました。オリジナルのパターンをデザインした時代のポートレートとプロフィールとともにご紹介します。

Chiqui Mattson

1947年フィンランド生まれ。18歳でスウェーデン・ストックホルムに移り、テキスタイルのコレクションで有名なMKテキストカムマーレ勤務を経て独立。スウェーデン以外にもフィンランド、デンマーク、ノルウェー、日本、イタリア、フランス、アメリカなど各国にクライアントを持ち、国際的に活躍。ブラック&ホワイトの強い色を使った幾何学柄が得意。「エクセレント スウェディッシュ デザイン」受賞。ストックホルム国立博物館所蔵作品あり。

チキ・マットソンからのメッセージ

1967年に発表された「NIPPON」は、私がストックホルムのアパートで使っていた和紙のランプのフォルムからインスピレーションを受けてデザインしました。私の工業製品のデザインとして初めてのものです。50年以上前に出会った日本の照明が、時を経て「NORDISKA TYGER」の1デザインとして再び日本に戻るのは、大変感慨深いです。

Susanne Beckmann

1944年、広告、イラスト、ファッション教育で有名な「アンダース・ベックマンスクール」創立者の両親のもとに生まれる。同校でグラフィックデザインを学び、グラフィックデザイナー、パターンデザイナー、アーティスト、スタイリストとして国内外で精力的に活動。5色からなるシェードのハーモニーが美しい波のデザイン「VISION」は、ホームデコレーションと商業施設の装飾にインパクトを与えた。

スザンヌ・ベックマンからのメッセージ

私はグラフィックデザイナーとして、またアーティストとして、日本のデザインをとても尊敬しています。いつか日本の美を実際にこの目で見るために日本を訪れること、それが私の夢です。

Susanne Grundell

1945年生まれ。テキスタイルデザイナー、アーティスト。抽象的な形と大小さまざまな自然モチーフを様式化したパターンを得意とする。1970年に仲間のデザイナーとともに「ティーエ グルッペン」を設立し、メンバーとして15年間活動。同時に国内外の企業でフリーランスデザイナーとして働く。「エクセレント スウェディッシュ デザイン」受賞。ストックホルム国立博物館所蔵作品あり。

スザンヌ・グルンデルからのメッセージ

私のデザイン、特に小さいパターンのものは日本っぽさを感じるとよく言われます。「DUBBELFLÄTAN」は1970年代初頭にストックホルムのリリエバルク美術館で開催されたアート&クラフトデザイン展のために制作しました。組みひもの形をハンドプリントで表現したコレクションの一作品で、スウェーデンのかごと日本の文化からもインスピレーションを受けています。

Aino Östergren

1941年生まれ。ストックホルム郊外の町に育ち、フランス・マルセイユの美術学校で建築と絵画を、ストックホルムのデザインスクールでファッションとデザインを学ぶ。1984年デザインコンサルティング会社を設立し、プレス、出版、アート、デザインと多岐にわたる分野で活躍。世界中を回る旅で触れる多彩な文化や色や言語を創作に生かす。ストックホルム国立博物館所蔵作品あり。

アイノ・オスタグレンからのメッセージ

日本の文化は、私にとって常に大きなインスピレーションの源。日本の着物をテーマにイマジネーションを広げて色や形、パターンを発展させ、織物やオブジェ、ブロンズフィギュアなどさまざまな作品を「KIMONO」というシリーズ名で発表しているほどです。日本発の「NORDISKA TYGER」のデビューを楽しみにしています。

Anna-Lena Emdén

1942年生まれ。テキスタイル会社「アルメダールス」のデザイナーとしてキャリアをスタートし、「イケア」や「クネップ」などで壁紙、玩具、陶器などテキスタイル以外のデザインも幅広く手掛ける。花柄や動物園柄など遊び心のある親しみやすい柄が多い。現在は大きな湖がある小さな町ウェネスボルグで、友人と小さなアートギャラリーを経営する。

アンナ=レナ・エムディエンからのメッセージ

「BLÅ FÅGEL」は、「青い鳥」という意味です。デザインしてから40年以上経ちますが、生地巾の調整のためもあり、今回、パターンの両端に幸運のてんとう虫を含むデザインを描き足したのは、とても楽しいワークでした。私がデザインに込めた幸せのストーリーを、日本のみなさんに楽しんでいただけますように!

Kjell Bolin

1935年生まれ。オーゲルマンランドのボダムス地区で育ち、美術学校卒業後「アンダース・ベックマン」に学ぶ。テキスタイルデザイナー、ドレスデザイナー、アーティストとして幅広く活躍。木や森をモチーフとしたオーガニックなデザインから抽象的なパターンまで、スチールペンやフラットブラシを用いた繊細なタッチが特徴。シグヴァルト・ベルナドッテのメスターカッテン賞を1970年代に2回受賞。2006年没。

シェル・ボリンのポートレートについて
ストックホルムのデザインスタジオ勤務時代、同僚とともに撮影された写真。ちなみに、右の女性は上の集合写真の左端に写っているGunnel Ginsburg(グルネル・ギンズバーグ)で、「NORDISKA TYGER」では今後、彼女のデザインも紹介予定。

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